福岡のクルーDeep Leafのメンバー Still |父親への悲痛な思いを歌った1stソロ楽曲「DADDY」をリリース

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

福岡で結成された8人組のクルー Deep Leaf 。3月22日に2ndアルバム『INVOLVE THE WORLD』をリリースして以来、各々がソロ活動に力を入れている。


今回紹介するメンバー Still もその1人。Deep Leaf名義でありながら、実質Dialckとの5曲入りEP『Forest Life』の発表を経て、1stソロシングル「DADDY」を7月15日にリリースした。と同時にstill名義のYouTubeチャンネルを開設したことからも本気度が伝わるだろう。




タイトルからも分かるように父親に向けて悲痛な思いを歌った曲だ。


最後の記憶が右脳にぴたり
離れないでって遠ざかるcar
〜「DADDY」のリリックより引用〜


父親と離れたその日から時が止まってしまった少年の日の自分

そして大人になった自分


互いの目線から自分を見るから「大人になったらしい」というリリックが書けるのだろう。

会うことのない父親に話しかけては、自問自答している姿を想像する。


父親に対して、憎悪含んだ様々な感情が入り乱れているが、それでも最初のソロ楽曲の題材にするほど大きな存在であることが分かる。そう思うと、繰り返す「聞いてくれよ daddy」のフレーズに胸が張り裂ける。


最後に、この楽曲について語られたStillのコメントの一部を紹介してレビューを締めよう。気になった人は以下のリンクから全文をチェックして欲しい。


親父とは記憶も薄く連絡を取れるような間柄じゃない事で、
でもこの事をどう伝えるかと言うと
俺なりの伝え方として音楽、HIPHOPしかないと思い 
曲に変換した事が始まりで
daddyを作りreleaseまでに至った

https://linkco.re/f4BqUDn8?lang=ja のコメントより抜粋





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