オルタネイティブなラッパー 寝坊主 が2年ぶりとなる新曲「isaribi」をリリース |感情の一つを失ってしまったような感覚…

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!


2002年生まれ、愛媛出身のラッパー 寝坊主(ねぼうず) 。中2の時にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを聴いてから、ロックとHIPHOPを並行して聴くようになったという。


ロックであり、HIPHOPでもあるオルタネイティブな楽曲と、今にも破滅しそうな危うさが魅力的だ。


そんな寝坊主が、2021年に発表したシングル「Drive For Nothing」以来、約2年ぶりとなる新曲「isaribi」を12月9日にリリースした。


これでもない あれでもない
放り投げてはまた一つ失くした
〜「isaribi」のリリックより引用〜



Joshunendがプロデューズした、ディレイするギターがビートを刻むトラック。

寝坊主のラップにはここから抜け出したい衝動と焦り、そして、ここにはいられない寂しさが入り混じる。自分1人ではどうにもならない張り裂ける思いが、叫びとなって表れている。


曲が終わった後、感情の一つを失ってしまったような感覚になった。

しばらく天井を見上げてボーとしていた。こんな体験したことない…






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