耳に刺さる声、満たされぬ渇望感|SMILEY が新曲「11000yen」のMVを公開
耳に刺さるギザついた声が印象に残るラッパー SMILEY 。Watsonの楽曲「Pull」に客演参加したことで存在を知った人も多いであろう。
この曲は、「合わない調子だけど合わせている語尾」リリックの通り、小節のケツを韻を合わせる構成。散文のようなバラバラなエピソードが、点と点で繋がって面になり、立体になって人物像が浮かび上がる。
どストレートな性的描写や、知人の実名をリリックに入れるあたりはWatsonから刺激を受けていることが分かる。かと思えば「覚えてるママの電話番号」「理不尽な理由でいれられた行儀」と全てを語らずとも、情景が想像できるフレーズもある。
荒削りさと繊細さが同居し、まだ何も満たされてない渇望感がいい。
▼Watsonが紹介したい仲間としてSMILEYが登場し、フリースタールをカマす動画
SMILEY
Instagram:https://www.instagram.com/088smiley/
text by ドラム師匠
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