Jinmenusagi が内面を語ったNew MV「Crying Emoji」を公開|音楽的成功の後、待っていたのはメンタルの崩壊だった

ドラム師匠

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2021年に「Bubble Down」と題したEP3部作を発表した後、約2年ぶりにまとまったNewアルバム『DONG JING REN』をリリースした Jinmenusagi 。


アルバムに収録された「SAKURABA」は映像メディア " 03- Performance " から公開され、若手ラッパーを従えながらDrillを乗りこなす姿が新鮮だと話題になった。その他、すでに3曲のMusic Videoが公開されている。



そして、アルバムから5曲目となるMV「Crying Emoji」が11月6日に公開された。エレキギターのリフが不穏な空気をかもし出すこの曲は、これまで見せなかった内面がつづられている。


Jinmenusagiと言えば端正な顔立ちとスキルフルなラップを武器にし、理論派でCoolな印象だ。音楽的にも成功を収めたが、その後に待っていたのはメンタルの崩壊だった。中毒性の強い睡眠薬を過量摂取しており、死すらも考えたという。


苦しい時期を叙情的に振り返って曲にしており、「今はもう大丈夫」という言葉でVerseを締めくくる。


最後に鳴らされる力強い四つ打ちに宿す希望。「Crying Face Emoji」という和製英語のリフレインは、不思議な余韻が残る。





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