憂いある浮遊感の中で、夢か現実か曖昧な世界を描く|妖艶金魚がNew MV「Too good」を公開

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

DJ / アーティストのNINA WANLIとダンサーのRIRIからなる謎めいた音楽ユニット・妖艶金魚 。岐阜出身で高校生から知り合い、東京で遊びながら曲を作っていたという。ヒップホップをベースにしつつR&Bやハウス、昭和歌謡の要素を取り入れ、どこの国とも分からないオリエンタルな多国籍感が魅力だ。


2020年に1stシングル「BLACK」をリリースしバイラルヒット。2021年には、EP『FRIDAY OF NIPPON』と『SATURDAY OF NIPPON』を発表している。


そして10月14日には、『SATURDAY OF NIPPON』に収録された楽曲「Too good」のMusic Videoが公開された。この曲は、R&Bベースの憂(うれ)いある浮遊感の中で、どこまでが現実で、どこからが夢か分からない曖昧な世界を描く。


アフロビートに乗せたラップパートの疾走感と、水に落ちたしずくのように水面を揺らめかせる静寂さが混在。四字熟語を、中国語のように響かせて不思議な余韻を残している。



晴雲秋月 内剛外柔
重見天日 内清外濁
〜「Too good」のリリックより引用〜



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