ここまで振り切って大丈夫!?|Creepy Nuts がジャージー・ドリルの新曲「ビリケン」をリリース
10月11日を皮切りにロック系・R&B系アーティストをゲストに迎えた2MANライブツアー『生業』の真っ只中の Creepy Nuts 。全公演SOLD OUTで、チケットが取れないという盛況ぶりだ。
そんなCreepy Nutsの約1年ぶりの新曲「ビリケン」が、ツアー初日の10月11日にリリースされた。ちなみにビリケンとは、足を掻いてあげるとご利益があるとされている像のこと。大阪では通天閣 5階にあり、街のシンボルとなっている。
この曲は、こんな振り切って大丈夫!?
とこちらが心配になるほど突き抜けているのが特徴だ。
ジャージー・ドリルに乗せたR-指定のラップは、甲高い声のままイっちゃってるし、
ビリケンからAV男優・しみけんについて文脈とは関係なしに歌っているし、
極め付けがHOOKで、 「ケン・ケン・ケン・ケン・ケン」×3 と繰り返した後に「ビリ・ビリ・ビリ・ビリ・ビリ」で終わっている。
Music Videoは、Official髭男dismやAwichらの作品を手がける新保拓人がディレクション。R-指定がラップを始めた原点であり、梅田サイファー結成のきっかけとなった大阪駅の歩道橋に始まり、味園ビル、通天閣、スーパー玉出、西成といった大阪人には当たり前に思える風景を、外国人目線のような新鮮さで捉えている。
「結局ビリケンは出てこうへんのかい!」というツッコミどころまで残しているのが憎い。
とにもかくにも世間体とか、セールスとか、メロディとかお構いなし。好き放題やらかしているのが痛快な作品に仕上がっている。
Creepy Nuts
TikTok:https://www.tiktok.com/@creepy_nuts_
Instagram:https://www.instagram.com/creepynuts_official/
X(旧Twitter):https://twitter.com/Creepy_Nuts_
text by ドラム師匠
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