死を背負ったがゆえに、言葉が突き刺さる|ラッパー Koill が新曲「Tsugunai」をリリース

ドラム師匠

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49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!


薬で夢は見れない
飯はタダじゃ食えない
Timeお金じゃ買えない
屋根があれば濡れない
〜「Tsugunai」のリリックより引用〜


冒頭のリリックだけで、ガツンと心をつかまれた。


2002年生まれ、東日本大震災により心に大きな傷を負ったラッパー Koill が、新曲「Tsugunai」を8月12日にリリースした。18歳で上京し、現在は東京を中心に活動しているが、自然に囲まれた地元とは異なる環境に割り切れない心境が入り混じる。


後半、誰かの死を背負ったゆえに、ラップをすること償いだと歌っているようだ。言葉が胸に刺さるのは、そのためだろう。ブルージーなギターが、波の音と共に響きわたる。




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