邪魔する奴を次々となぎ倒す痛快さ|Kidney Fujiが早くも新曲「必殺仕事人 feat.Whoopee Bomb」のMVを公開

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

2020年、惜しまれながら活動休止となったクルー SOUTHCLOUD のメンバーで、 茨城県土浦をHOODとする Kidney Fuji(キドニーフジ)。AbemaTV『ラップスタア誕生 2023』のAREA TRIAL まで勝ち進み注目を集めている。6月8日に2nd EP『Next Floor』をリリースしたばかりだが、早くも新曲「必殺仕事人」を発表し、MVを先行公開した。


自らをSAMURAIに見立て、邪魔する奴を次々となぎ倒すイメージは痛快な気分にさせてくれる。"仕事"についても、「昼間ロクにできないWork 夜は音の上でJob」と微妙なニュアンスの違いを表現している。


また「邪魔はKillし前泣き虫だったBoyが前に出る」と過去〜現在の自分をとらえ、構えた刀の剣先の向こう側に理想の未来を見据えている。


客演には、Kidney FujiとAREA TRIAL 東京会場で競い合った Whoopee Bomb をフィーチャー。「後から金やら名声」とKidney Fujiと同じ思いを語り、最後は「コンビニ食べるクーリッシュ」でしめるあたりが彼らしい。


『ラップスタア誕生 2023』の後日談として、視聴者投票上位者によるオリジナルサイファー「The other side of RAPSTAR2023」が制作された。その中にKidney Fujiが選ばれているのは、勝ち進んで欲しかったという人が多かった証だろう。


聞き取りやすくて耳に残るフローや甘いルックスは、スタアになる素質を十分に兼ね備えており、地元だけで終わるようなラッパーではない!


と付け加えて、このレビューを終わりにする。



▼Kidney Fujiは2人目、1分1秒あたりからVerseを蹴っている。




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