SEEDAが、怒りも優しさもそしてヤンチャさもラップに込めたNew MV「BUSSIN2 FT Daichi Yamamoto, Henny K」を公開

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

SEEDAの新曲「BUSSIN2」は、正式なアナウンスはないが、2015年にYENTOWNからリリースされた「SEEDA, Junkman, kZm - BUSSIN」の続編的な意味づけだと思われる。


それはYENTOWNが世の注目を浴びる前であり、Trapに移行する前の新しい何かが生まれるエネルギーが放出されていた時期。ここにSEEDAが参加することで、彼の新しいサウンドを追求する貪欲さと感度の高さが感じられた。



あれから8年の歳月が流れたが、SEEDAのフレッシュさが未だ変わってないことが、この曲を聴けば分かるだろう。怒りも優しさもそしてヤンチャさもラップに込められている。


Verse2を蹴るDaichi Yamamotoが、SEEDAのクラシック曲「紙とペンと音と自分」より" 何も無いならここには居ないはず "というフレーズをサンプリング。そこからイメージを膨らませてリリックを組み立てていることも注目だ。



まだイントロは、スザンヌ・ヴェガのクラシック曲「トムズ・ダイナー」の気だるい歌声から始まっており、そこから一気にDrillミュージックに変わる展開。Drillとは相容れないその歌声を再び挿入させるビートメーカー xansei の大胆な手腕にも驚かされる。





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