身体に染みついた街の空気感|HARDYが久々の新曲「キリキリマイ」を発表

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

韻踏合組合のHIDADDYが運営する、ラッパーによるラッパーのためのラッパーのお店・大阪アメリカ村にある " 一二三屋 " から届けられたコンピレーションアルバム『HIT WHO ME YA』を7月22日にリリースした。


そのアルバムに収録され、久々の新曲「キリキリマイ」を発表するのは、 " 一二三屋 " で働く HARDY 。『高校生RAP選手権』に計4回出場し、第14回大会では見事優勝を果たし名を上げたラッパーだ。


彼はレゲエの影響が感じられる味のあるフローが特徴的で、Drillビートのこの曲では、大阪の街を背景に、悲哀を漂わせながら仲間の大切さを歌う。身体に染みついた街の空気を感じられるのがいい。



▼余談だが、大阪の悲哀を歌ったクラシック「上田正樹 / 悲しい色やね」を思い出した。ジャンルや時代は異なれど、「キリキリマイ」をこの系譜に並べると、より一層味わい深くなるのでチェックして欲しい。




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