医療用大麻の所持は本当に罪なのだろうか?|NORIKIYO, D.O & GOMA. が新曲「TOKYO DIESEL」をリリース

ドラム師匠

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49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

ラッパー GOMA. が手掛けるCBDのドメスティックブランド " Dr. GREEN LABS " が立ち上げた『GREEN LABS RECORDS』からリリースされた第一弾シングル。


GOMA.のキャリアは長く、ラッパー MUSH とのデュオ " SUGAR CRU "名義でのアルバム『The Street Addiction』のリリースは、2007年までさかのぼる。


この曲でGOMA.以外にフィーチャーされた2MCは、大麻とは縁深く、人生の歯車を狂わされている。


1人は、医療目的で大麻を不法所持した罪で6月20日から3年間収監されることになったラッパー NORIKIYO 。そしてもう1人は、麻薬取締法違反と大麻取締法違反の罪で懲役3年の刑期を終え、2021年12月に出所したラッパー D.O だ。


NORIKIYOは、収監される前から多くのネタを仕込んでおり、収監されている間もリリースなどの活動が続くような仕掛けが用意されている。この曲もその一つで、逆境になってもできることがあると塀の中から伝えるポジティブなメッセージ。


D.Oは一歩引いた視点から、何か善いか悪いかは自分の頭で考えろと訴える。


そして3人は、我々に疑問を投げかける。

医療用大麻の所持は本当に罪なのか?と。


錆びた法律よりも
価値があるしマシだろ?
死んだら休む 心配ない
俺がブチ込まれ今檻の中だろうが
進化さすだけさみんなが
〜「TOKYO DIESEL」のリリックより引用〜



トラックはD.Oが見出した新進気鋭のビートメイカー、Junior Y.A.K.U.Z.A. と I-DeA が担当。

本作の元ネタであるDr. GREEN LABSの新商品『TOKYO DIESEL』も合わせてチェックして欲しい。

(※残念ながら執筆時7/2にはソールドアウト)






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