朝鮮半島にルーツがある大阪のラッパー Fisong |死を匂わせながら後悔の念をつづった新曲「I think」をリリース
だたならぬ緊迫感から一転、温もりのあるアコギのフォーキーなメロディが展開するMV。悲しげで、どこか幻想的な映像は、突如音が止まり静寂以上の静寂が訪れ、再び緊迫感に襲われる。
祈る事しかできない無力を後悔で
片付けたおれを許さないでいて
2度と失わないように
2度と浮つかないように
覚えてくれただ あいつはここに居たと
〜「I think」のリリックより引用〜
朝鮮半島にルーツを持つ、大阪で生まれ育ったラッパー・Fisong 。韓国語と日本語を交え、死すら匂わせながら彼女への後悔の念をラップした新曲「I think」を6月24日にリリースした。せめて自分が生きてる証を残そうと、魂の断片を痛みとともにマイクに刻んでいる。
相手のことをたくさん想像したのであろう…
視点が一人称から相手に変わり、鏡に映る自分を冷徹な眼差しで見たような描写。Fisongのラップは、いつもの戦闘モードとは異なり、リリックの表現力が胸を刺す。
映像ディレクター・Suhwanによる、2人の間柄を連想させる映像も、ショートムービーを見ているようで素晴らしい。
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Fisong
Twitter:https://twitter.com/fisong_paak_
Instagram:https://www.instagram.com/fisong_paak_/
Suhwang(Director)
Instagram:https://www.instagram.com/p_shg369/
text by ドラム師匠
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