心の奥深くを刺激する｜ラッパー・レイトが新作「怖い話　逃げても」をリリース

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トラック制作からイラストなども自ら行う金沢市出身のラッパー・レイトが、約2年ぶりの新作「怖い話　逃げても」を6月3日にリリースした。怪談とラップがバランスよくミックスされており、心の奥深くを刺激する。

丑の刻参りの様子を見たために友人と追われる身になってしまった「丑の刻参りの女」、古着屋で買った帽子に襲われる「古着屋の帽子」など、本来ならば当事者になりたくないストーリーをどこかコミカルに歌う。

現行のシーンからは距離を置いたロック色の近いギターなどのサウンドはサンプリングの手法は使わず、全てレイトの手によって演奏またはプログラミングされている。怪談としても音楽としても世代を問わずに楽しめる渾身の一作である。

レイト / REITO

1987年生まれ、石川県金沢市出身のラッパー。10代よりイラストや音楽活動を開始。ラップのみならず、トラック、MVイラストなどを手掛ける。2009年にはフジロックフェスティバルにも出演。現在に至るまでレイト名義でいくつかのアルバムをコンスタントに発表している。 

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