DISRY × NALLY 葛藤からの決意を歌った曲「OPEN SKY」のMVを公開

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

愛媛出身のラッパー・Disryは、四国を背負いながら活動拠点を沖縄へ、そしていま東京へと居を移しメディアへの露出を増やしている。そしてもう1人、3年の沈黙をやぶりシーンへ舞い戻ってきた福岡のラッパー・NALLY 。


共に転機を迎えた2人は、なんとかしたいという熱い想いが引き寄せ、6曲入りのダブルネイムEP『NEW DAYS』を4月12日にリリースした。EPから2本目のMusic Video「OPEN SKY」が公開された。


Disryが語るのはラップを始めた時からのストーリー。最初は若さと勢いで活動できていたのに、次第に限界が見えてくる…


本当は見せたくないはずの弱気な自分、迷っている自分を描くから、HOOKでの決意には重みがある。「決めたたった今」の前についた「だけど」や、「今 信じろdreamer」の前についた「長い目で」といった言葉は、葛藤がなければ出てこなかったであろう。


NALLYもラップを辞めていた時の自分を、ビルに映る鏡や夕焼けに投影し、「消えてゆく影」と表現。次第にストリートに戻る姿を靴で表現している所が上手い。一度辞めたからそこ、本当の決意が伝わってくる。


今はまだ雲は分厚いけど、これからこじ開けて「OPEN SKY」にしていくストーリー。今度は、リスナーは自分の姿を投影していく。





▼EP『NEW DAYS』からの1本目のMV「NEWDAYS」をレビューした記事


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