福岡のユニット・YELLOW TAPESが、音と言葉と自然が一体になる新曲「Dispel」のMVを公開

ドラム師匠

毎週100本以上(!)アップされるHIPHOPのMVを厳選し、魅力を伝えます。
49歳 / 2児の父 / 元タワレコ店員 ➡︎ '17年12月〜Twitterで毎日レビューを書き ➡︎ '20年 1000レビュー達成 ➡︎ '23年12月 2000レビューを目指して邁進中!

福岡 親不孝通りを拠点に活動するMasta Caw(マスタ コー)とNECOZE(ネコゼ)からなるユニット Yellow Tapes 。共に18歳でヒューマンビートボクサーチャンプになったことで引き付けあった2人。1stアルバム『NODD WIT US 』から約9ヶ月の歳月を経て、4曲入りのEP『Dispel』を福岡のレーベル MNDSLDG からリリースする。


NECOZEはフリーキーに、かつ後方の重心を置いたフローは、TWIGYや茂千代を連想させる。Masta Cawは英語を巧みに交えながら重厚なGooveを作りだす。


NECOZEは、Stoop the Raid名義でビートメーカーとしての顔もあわせ持ち、この曲もプロデュース。どこまでも伸びる女性コーラスは澄んだ空気感を感じさせ、周囲を覆っていくマリンバのメロディ。行動することの大切さを訴えており、行動が感性を研ぎ澄まし、気づけば音と言葉と自然が一体になっていく。


頭で映像が次々と浮かんでくる。熱を帯びながらも、静寂さが感じられる作品に仕上がっている。



何も話さず駆ける得る価値respect
お前が迷いこむ間にdispel
〜「Dispel」のリリックより引用〜




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