NORIKIYO & 田我流が送る前向きなメッセージ　コラボ曲「風を切って」をリリース

ラッパー NORIKIYO と 田我流 によるコラボ曲「風を切って」「余白」が3月15日にリリースされた。2人はアルバム完成を目指し、楽曲を制作していた。そんな矢先に事件が起き、作業の中断を余儀なくされる。

事件とは、NORIKIYOが大麻を栽培していたとして逮捕されたのだ。乾燥大麻18.4キロと大麻草176本が押収された。

裁判にて弁護側は、「重症筋無力症を患い、症状緩和のために栽培した」と供述したが、情状酌量はなく懲役3年6ヶ月の判決が下された。

アルバムの完成に目処が立たなくなったことから、完成していた2曲を先行してリリースすることになったという訳だ。MVも制作された「風を切って」は、BACHLOGICがプロデュース。80sっぽいみずみずしさがあるレトロフューチャーなトラックに仕上がっている。それをイメージしたMVでは、レトロなCMやロゴ、北野映画などがサンプリングされている。

生きる意義を問いかけるVerse1のNORIKIYO。音楽に気持ちを委ね、想像を膨らませるVerse2の田我流。フックではポジティブに生きようという前向きさが、リスナーに心地いい風を吹かせてくれる。

「論拠はねーが言うぜ WE GOOD」と主語を複数形にしているのはコラボ曲ならでは。NORIKIYOが過去を振り返るリリックに、思わず深読みをしてしまう…

text by ドラム師匠

NORIKIYO

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田我流

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