ブレイク寸前!足利のキング・オブ・ギャングスタSATORU、その壮絶な生い立ちとは!?Part.2

「SATORUハリケーン事件」とは!?

更に17歳の頃にお金の窃盗の容疑をかけられた仲間を茨城から栃木に連れ戻しに行った時、時間がないのでSATORUは容疑をかけられた8人の仲間に罪を認めさせ、8人はボコボコにされました。SATORUが現場にハリケーンのように現れて去って行ったこの話を「SATORUハリケーン事件」と言われています。実は8人は窃盗をしなかったのでSATORUは1人1人に電話で謝ったそうです。10月に配信されたアルバム『DRILL KING』の1曲目は『SATORU HURRICANE』はそこから取ったタイトルのようですね。


暴力団から離脱、本格的に音楽の世界へ

暴力団では兄貴からの電話に3コール以内に出ないといけなかったり、常にお風呂に入る時も寝る時も電話がそばにありました。自分の時間が全くない状態で自由がなくなったことに気付いたSATORUは真剣に音楽をやりたいと、18歳で暴力団を抜けました。その時はスミノフの瓶でボコボコにしばかれたそうです。そのような生々しい経験の数々がラップのリズムの中にも秀逸に活かされています。


会社設立で月収180万円から2度目の逮捕

その後、20歳でSATORUは『サトルコーポレーション』を設立。建設現場の派遣として下は15歳から上は67歳までの中国人、ホームレス、その辺のヤンキーなど雇い、社員を含めて15人抱えるようになり、SATORUの平均月収は180万になりましたが、資金繰りが悪化し、従業員への給与を支払うために犯罪に手を染め、21歳で海外逃亡し、帰国直後に2度目の逮捕をされます。


ストリートファイターとしての勝利経験

路上で喧嘩に明け暮れては人を殴っていたSATORUは逮捕された経歴からも周りからもう喧嘩はやめるように言われていました。そんな中、素人同士の喧嘩格闘技ちゃんねる『ケンカバトルロワイヤル』に「公的に人を殴ってチヤホヤされるならば出場したい」と参加を決めます。圧倒的強さで勝ち上がり、『新潟のゴッドファーザー』と呼ばれる佐藤崚太を倒すも、実はSATORUは格闘技歴のない素人だったと判明。ブラジリアン柔術のDNA強し!!です。


『DRILL KING』で日本のラップ界の頂点に!

強い格闘家として注目を浴びたSATORUですが、それは今となってはPRの一環。長身と鍛え上げられた筋肉美と彫りの深い顔立ちにタトゥに存在感とオーラを纏ったルックス。そこから発せられるリズミカルなラップと英語と日本語でのライミングセンスや骨太な声。アルバム『DRILL KING』を発表し、Yotube動画のMVもたった2週間で約3万再生となるなどの最近のヒップホップミュージシャンの中では圧倒的な存在感を放っています。正直、日本人のラッパーでここまで『PARENTAL ADVISORY』の表示が似合ってしまうのは彼ぐらいなもの。これからKING OF GANGSTA RAPPERとして日本から世界へと君臨していく、SATORUの真髄をこれからも注目したいですね。


©スラムフッドスター



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